ロンドン研修はアメリカ留学よりも楽!?

<社会人編-1>
大学をめでたく4年間で無事卒業し、晴れて社会人1年生となったわけですが、良くも悪くもバブルの恩恵を受けたスタートでした。
2週間の社内研修(研修と言っても各部署の見学みたいなものですが)を終え、私が配属されたのが株式部。営業の方々が受注したオーダーを場(市場)につなぐ部署だったのです。

私の仕事はもっぱら海外からのオーダー(売買の注文)と外国人の営業マン達が受けたオーダーの執行です。

多少英語が出来たから、という理由での配属だったのですが、別に英語力がさほど求められるようなものでもありません。

重要なのはBuyかSellか、銘柄と株数を間違えないこと。素早く正確に、というのが大前提でした。

外資系なら英語を空気のように使うと想像していたのですが、それは本当に一部のみ。たとえば調査部は、主に海外の投資家向けにレポートを出していたので外国人アナリストが大半で、日常的にもフツーに英語を使っておりその空間だけは外国みたいでした。

ですが、私のような発注の末端にいるような新入社員には雲の上の世界。こちらは「切った張った」の世界なのでさほど高尚な英語の使い方とは無縁でした。
非まじめっ子
さて、内定をもらった時に人事担当者から「新入社員は全員ロンドンで3ヶ月間研修を受けてもらいます」と言われていたのですが、こんなやくざな部署にいた私ですら本当に行けたのですからかなり会社の業績は良かったのでしょうね。

新入社員12名中実際に派遣されたのは8名。漏れた4名には大変申し訳なく思ったものの、私たち8名は9月から3ヶ月間ロンドンへ行き(うち4名はロンドン郊外で英語の研修を受けるため8月に先に渡英)、本社で採用された新入社員とともに3ヶ月間の研修を受けることになったのです。

生まれて初めてロンドンに行きましたがその重厚なムードはアメリカとは大違いでした。

私たちはDocklandと呼ばれる当時のウォーターフロントで二つのフラットに分かれて共同生活することになりましたが、留学の時と違って今回は日本人どうしなので比較的気楽です。

家具・家電付きのフラット住まいで、シティー(ロンドンの金融街で日本なら兜町、ニューヨークならウォール街に相当)へのアクセスも無人のトラムで20分弱なので大変ではありません。

留学の時のように自分でいろいろ手配する必要もなく快適なスタートでした

ですが、その直後から開始する研修そのものではまた言葉の壁に阻まれ苦労することになるのでした。

written by 非まじめっ子

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