リストラ退職~再就職にトライ

<社会人編-5>
外資系企業というのは確かに国内の法人に比べるとお給料は高いと思いますが、社員一人一人が能力と企業への貢献度で厳しく評価されるのも事実です。
若い世代の社員に比べて給与に見合わない貢献をしていなかったり、今後貢献できる可能性が少なそうだ、と見なされたりしたら本当にリストラ予備軍です。

私自身、外資系企業のこの厳しさを身をもって体験しました。

もう10年以上前の話になってしまいましたが、2001年に9.11という全世界を震撼させたテロ事件がありましたよね。その頃から私が勤務していた会社を巡るビジネス環境は次第に厳しさを増してきて、ついに2002年の11月に大リストラが各国オフィスで実施されました。早い話、大量解雇ですね。

育児を理由に時短したり、30代後半なので年齢も若い方ではないし、企業も今後のビジネス展開を考慮した上での判断だったのでしょう、私も不要になってしまったのです。こういう時企業は必要のなくなった人に対して“redundant” (普通だったら「重複する」のような意味ですが、リストラの用語としては「余剰人員」の意味)という言葉を使うのです(この単語の用法についてはもう一生忘れることはないでしょう)。初めて覚えた単語でした。

かなりショックな出来事でした (あまりくどくどその時の気持ちをここで書くのも意味がないので割愛させていただきますが…)。それでもリストラ側も退職金を支払っておしまい、というわけではなく、解雇した社員を再就職あっせん会社LMN社(aliasです) のサービスを無料で受けられるようにしてくれたのですが、その点についてはまあ良心的と言えるのではないでしょうか。

翌年から本格的に私の再就職活動がスタートしました。年齢的にはかなり不安でしたが、LMN社の担当コンサルタントの女性から毎回温かい励ましの言葉をいただいていたことが大きな支えでした。

再就職活動の重要なポイントはなんといっても自分を売り込む最大のツールとなる履歴書および職務経歴書の作成でしょう。

その書類の準備をしている中でふと気づいたのが英語力をアピールする資格でした。英検1級も国連英検特A級も取得したのは大学在学中、もうかなり埃をかぶっている状態です。その時ふと「TOEICを受験してみよう」と思ったのです。すぐ最短で受験できる日にちで申し込みました。

非まじめっ子

申し込んでからもうあまり日がないことに気づきすぐに問題集を一冊購入し、LMN社への往復の電車の中とか隙間時間も惜しんで過去問をやっていたような記憶があります。

リスニング対策は付録のCDを利用したことは覚えているのですが、あまり身を入れて対策をしたかどうかはさだかではありません。目標は980点くらいだったのですが、結局960点しか取れなかったのはかなりがっかりでした(この結果が出るまでに就職先が決まってしまったのでスコアそのものを履歴書に書くことはその後もないままです)。

その受験と並行して履歴書+職務経歴書を和文・英文で作成を進めていました。英語版についてもLMN社の英語講義を担当するネイティブスピーカーが見てくれたのですごく助かりました。

履歴書を書く、というのは良い経験ですね。今まで自分がやってきたことの棚卸をしてそれに価値を付けて売り込む、という作業はビジネスの基本的なアプローチに通じることですから。

コンサルタントの方の助言もありましたし、ネイティブチェックをしてくださった方のフィードバックもありましたし、就活やっている大学生のように客観的な視点からも履歴書等を万全に整える体制があったことは幸いでした。

written by 非まじめっ子

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