再就職活動。全てが良い経験

<社会人編-6>
再就職活動も3ヶ月目に入るとかなり焦ってきます。さらに、業界もまったく違う方向(証券・金融→市場調査)を考えていたので再就職はさらに困難な状況に。経験が無いのでまず書類審査で落ちますし、面接にこぎつけたとしても、先方が考えていたバックグラウンドと違うな、と思えば2次面接への道は閉ざされます。

LMN社以外にも外資系の人材紹介の会社数社に登録してそこのコンサルタントと面接したりもしたのですが、こちらも外資系のシビアさを前面に出していました。LMN社のようにリストラ会社からお金をもらっているわけではないので、登録人材は公平に扱うことはまずしません。より高額な契約でマッチングが成立しそうな人を優先します。私のように勝算が極めて低く(つまりマッチングしたとしても契約年俸はかなり低そう) 時間を費やしてもあまり妙味がなさそうな人材は、コンサルタント自身の持ち駒の中ではプライオリティーLowestのカテゴリだったのではないかと思われます。最初の面接でもコンサルタントの表情が曇ってくるのは明らかでしたし、「(業界を変えたいという) あなたの気持ちは分かるがかなり可能性が低いのでやめた方がいい」に近いことはよく言われました。

それでも不思議なご縁があり、外資系マーケティングリサーチ会社の一社に何とか就職することができました。小さな会社なので何でもon-site trainingで経験することになります。一年間で本当に貴重な経験をさせてもらいました。見習いのところからスタートしたと思ったらすぐに一つの調査ジョブを任され、大きなプロジェクトにも関わって海外出張もありました。クセのある海外クライアントも少なくなく、かつての経済産業省(METI)の調査業務の時のように毎日胃が痛くなる思いをするようなジョブもあったのです。

非まじめっ子

確か米国のクライアントさんだったのですが、前任者がかなりいい加減に引き継ぎをしたせいで、こちらが受注した業務についての指示が曖昧で、それで電話調査をスタートしたらとんでもない結果が上がってきたのです。先方の「怒りング」の程度はかなりのものでした。

幸いなことに今までのメールを悉くアーカイブしておいたので先方のクレームメールにもこちらの対応の正当性を証明することは出来たのですが、それでも納得しないクライアントは何とかこちらの隙を突こうとするのです。先方と私の上司、支店長を交えた早朝の電話会議も数回行ったこともありました。こちらも1,000万円くらいの受注金額でも採算ギリギリだったので何とか回収できなければ困ります。

私も隙を突かれないよう、相手に失礼のないように何度もメールの文面を推敲して送ったものです。そのジョブに取り掛かっている期間に別件で上海への出張があったのですが、なんと出張先のホテルでもクライアントメールに返信したり、東京のオフィスの同僚とも深夜にメールのやり取りをするほどでした。

こういうタフな経験は英語力を鍛える理想的な環境です。前回のMETIのプロジェクトもそうでしたが、この調査ジョブは英語のコミュニケーション能力を鍛える良い経験だったと今では感謝しているほどです。

written by 非まじめっ子

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