実は英文法が今でも苦手

<翻訳者編-5>
会話というのは結構英文法を手抜きしても何とかコミュニケーションが成り立ってしまうものですが、相手に何かを文章で伝えようとするとそうはいきません。英文法が適当だとまるで骨格の無い生物みたいになってしまいます。部品はそろっていても、見た目が幼児のなぐり書きのように見えるので書き手のプロフェッショナルな印象を与えることは難しいです。

クライアントさんに納品するともなれば、日本語でインタビューを書き起す時でも文法的に成り立つ文章にするものです。

たとえば、先日のチョコレートの調査を例に取れば…

インタビュアー: 最近あなたがご家族やご友人、知人の方にチョコレートをプレゼントされたのはいつですか。その時の状況を話していただけますか。

対象者Xさん(オリジナル): 最近っていうか、もう2ヶ月前になっちゃってもいいですか。バレンタインの前日に駅でモロゾフかどっかのチョコレートを売っているところがあって、その前通り過ぎた時にハッとして、そこで3箱くらい買って… いくつ入りだったか覚えていないんですが、その一つを会社のすぐ上の上司に、あと二つは行きつけのお店のマスターとアルバイトの子にあげました。

これを納品用にリライトすると…

対象者Xさん(リライト版): 最近と言っても2ヶ月前の話になります。バレンタインデーの前日に、駅でモロゾフかどこかのメーカーが出店してチョコレートを販売していたのですが、その前を通り過ぎた時に気づいて、何個入りのものかは忘れましたが、3箱ほど買いました。そのうち1箱を直属の上司に、あとの2箱は行きつけのお店のマスターとアルバイトの人に渡しました。

たぶんこんな感じになるかと思います。この例を英語の会話バージョンとクライアント提出バージョンにするのはあまり意味がないので割愛させていただきます。

とにかく日本語の文章でも話し言葉をそのまま人に読んでもらう文章として使うのは乱暴です。いくら主語述語の曖昧な言語とはいえ、わかりやすい文章にしようと思ったら自然と日本語文法のルールに従うものです。

さて、英文法の話に戻りましょう。そう、私は中学・高校レベルの英文法にも自信がありません。いつも行き当たりばったりでなんとなくその場を取り繕っているような状況が続いていました(今でもまだ自信がないものはたくさんあるのですが)。何とかしなければ、と思っていた時に、とあるテレビの語学番組で講師も務められている方が、とある語学雑誌にご自分の勉強法を紹介されている記事を見ました。

先生が紹介していたのは、CAMBRIDGE UNIVERSITY PRESSで出している外国人向けの英文法のテキストでした。レベルとしては中学生から高校生低学年までくらいの英文法を、冠詞の使い方、時制の使い分け、助動詞の使い分けなど、細かい単元を見開きで学べるような体裁になっています。もしかすると結構役に立つかも、と思った次の瞬間にはアマゾンのサイトにアクセスして発注していました。

非まじめっ子

当初は2ヶ月で終えるつもりでスタートした頃はかなりまとめてやっていたのですが、5月6日に開始し、UNIT 115(最後のユニット)も6月17日に終わったものの、巻末に残っているレビュー用の演習問題30ページがしばらく手つかずになってしまいました。仕事も立て続けに入り個人的な事情で仕事を休業した期間もあり、気づいてみるともう年末です。慌てて残りのAdditional Exerciseを一気に片付けました。(続きは次回に…)

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