今でもコツコツ辞書を開く

<翻訳者編-8>
もう何十年と英語をやっているにもかかわらず、知らない単語のなんと多いこと!
一番最近自分の語彙の少なさに愕然としたのは、DSで英検のソフトを試してみた時のことでした。娘が英検の4級を受けるというのでその準備に購入したソフトなのですが、試しに2級レベルの単語クイズをやってみたら知らない単語の多いこと、多いこと。私って本当に一級レベルの力はないのかしら、と慌てました。

普段仕事として英語に携わっていて、間違いなくリスニングなどに関しては以前より向上していると少し傲慢にもなっていたかもしれず、初心を忘れては駄目だと思い知らされました。

念のため、受験レベルチェックで簡単な問題を解いてみた判定は「一級レベル」ということだったのでホッとしたものの、本来知っていなければいけないはずの単語の中で知らないものが多過ぎるという事実に直面したわけです。何とかしなきゃ!と思い、すごく簡単なレベルから始められるものはないかと考えて思いついたのが、中学生向けの英和辞典でした。

たまたま中学生の娘に自宅学習用の「紙の」英和辞典が一冊あった方が良いと思っていたものですので、インターネットでいろいろ調べてみました。私が中学生の頃は何が人気だったか覚えていませんが、「英語の辞書と言えば研究社」みたいなトレンドはあったように記憶しています。

現在は大修館のジーニアスとかいうブランドが中辞典レベルでは高い評価を受けているようですね。私は高校時代に購入した小学館のプロッグレシブ英和中辞典が好きでかなり「(辞書を)引き込んで」相当汚くなるまで使っていました。社会人になってから新しく買い替えた方が良いかも、と思ってプログレッシブ…を和英辞典と共にまた購入しましたが、情けないことに、オンライン辞書がやはり便利なのであまり使わないままの状態です。購入後かなり経過してしまったので、最近の単語(blogとかsocial networking siteのような新しい言葉)はもちろん出ていませんし、情報も何となく古そうに見えることも使わなくなった原因かもしれません。

非まじめっ子

かなり逸れてしまった話を元に戻しますと、娘用に買った英和辞典は三省堂のものです。特に吟味したわけではないのですが、書店であまり選択肢がなく、学校で使っているものと重複しないものにしたい、と思った結果の選択です。適当と言えば適当過ぎるのですが、中身を見た感じでは印象は悪くはありません。

さて、この辞典の購入は私のためでもありました。中学生用なので収録単語数も多くはないので、専門用語(たとえばsubcutaneous (=皮下の)、intramuscular (=筋内の)、intradermal (=皮内の)など)やin lieu of (=~の代わりに)のようなちょっとレベルの高いイディオムは出ていませんから、わからない言葉や表現を調べるのは目的ではありません。

それでも47,300項目も収録していればまだまだ知らない単語やイディオムはたくさんあります。試しにパッと開いた見開きページにある項目を眺めてみると、記載情報を全部知っているなんてことはまずありません。かならず何か発見があるのです。それで、発見があった項目の左に「一」を書き、次に引いたときも覚えていなかったら一画ずつ増やし「正」の字を書いていくことにしました。

当面の目標は全部のページに一通り目を通すこと。例の英文法問題集もなかなかレギュラーにはかどらず、こちらの「辞書読み」の習慣も早くもペースがスローダウンしてきました。ピアノの練習をなかなかしない娘が先生から「一日5分でもいいからピアノに触れてね。とおっしゃっていたことを思い出し、私もそれを時々思い出しては辞書を開くという今日この頃です。

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