英語が得意、という勘違い

<高校時代-2>
受験を意識するようになる2年生。でも文化祭があったり秋には修学旅行があったりと高校生活では一番楽しい学年です。受験英語をそろそろ勉強しようかなと思い始めた3学期、ESSの顧問の先生から地元の専門学校主催のスピーチコンテストに参加しないか、と言われたのです。例のESS仲間の彼女(Kさんとしておきましょう)もです。

その時テーマに選んだのは1年生の時に参加した障碍者施設でのボランティア教室の体験。あとは今覚えているのはタイトルが “Little hand in my hand”だったことだけでしょうか。たまたまイギリスから女性の英語教師(名前は確かダイアさん)が1年間ということで学校にいらしていたので、英文の添削は彼女に頼み、直前はKさんとリハーサルして本番に臨みました。

コンテストへの参加者は20名くらいだったかと思いますが、県内のいわゆる進学校みたいなところから2年生が中心になって来ていたような気がします。

結果は何と私が1st prize!!! びっくりしました。2nd prizeは、中学時代に出たRecitation Contestで優勝した人(ちなみに私と同じ中学でしたが別の高校へ進学。そこで再会出来たのはちょっと嬉しかったです)でした。

私が優勝できたのは、おそらく内容が「障碍者の女の子との心の交流」みたいなことだったことと、 “Little hand in my hand”というタイトルが耳に馴染みやすく、スピーチの最後にも盛り込んだことで審査員の皆さんの印象に残りやすかったんでしょうね。

もっと驚いたのは1st Prize受賞者へのプレゼント。香港・マカオへの2泊3日の旅行でした。20名ほどの団体旅行で周りは大人ばかりでしたけど、初めての海外で(母国語ではないものの)生で聞くオランダ人や香港の人の英語がほとんど聞き取れずちょっとショックも受けましたが、当時の高校2年生が春休みになかなか経験出来るものではありません。

非まじめっ子

私が海外へ出ていく第一歩としては大きな意味があったと思っています。帰国後も友人からいろいろ話を聞かれました。

その旅行へ行く前の3学期中には初めて全国模試がありました。たまたま私の調子が良かったのかとても良い成績でした。その頃は東京外国語大学の英語学科が第一志望で順位も高かったし「私は英語が良く出来るのかも」と思ったり、スピーチコンテスト優勝で周りがちやほやしてくれるもので本当に自分は英語力があるのかも、と思ったりもしました。

本当は実力なんて全然ついていなかったのですが、気づくのはもっと後のこと。この勘違いが現役時代の大失敗につながっていくことになります。

written by 非まじめっ子

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